千葉真衣子 作曲家、編曲家

東京生まれ。東京藝術大学作曲科卒業。 在学中に安宅賞受賞。 その後、アメリカメリーランド州立大学院音楽学部作曲科修士課程および博士課程修了。作曲及び和声学を大田桜子、北村昭、近藤譲、ジェフリー・マンフォード、ロバート・ギブソン、トーマス・デリオの各氏に師事。
メリーランド州立大学院在学中にウォルサムコンクールで第一位受賞。SCI/ASCAP学生作曲コンクールの北米東部地域代表(2000年および2003年)。その他、オーストリアウィーンモダンマスターズオーケストラレコーディングアワードで特別賞受賞。S&R Foundation ワシントン賞受賞など。
現代音楽のオリジナル作品はソロからオーケストラ作品まで手がける。これまでにメリーランド州ストラスモアミュージックセンター、ワシントンDCハーシュホーン美術館のリングオーディトリウムなどで一流の演奏家によって演奏されている。
2000年にOpus 3 Trioによって委嘱、初演されたピアノトリオの為の "On a Field of Wintry Glass"  は、地元ワシントンポスト紙で好評を得る。
その他、映像への音楽提供も手がけ、今までにNHKドキュメンタリー番組(米国及び日本で放送)や、企業のPRビデオなどの音楽も多数作曲している。2001年にNHKドキュメンタリー番組への音楽貢献が認められ、NHK HDTV賞を受賞する。
また編曲にも力を入れており、日本国歌「君が代」、日本古謡「さくらさくら」などをコーラス(ソロ含む)とピアノにアレンジし、ワシントンDC桜祭りやケネディセンターミレニアムステージなどで何度も演奏されている。
伴奏者としては、ソリストや合唱の伴奏を定期的につとめ、今までにワシントンDCケネディセンター、ワシントンDCナショナルシアター、ストラスモアマンションなどで演奏を行っている。
2010年10月、初のオリジナルCD「Maiko Chiba: Chamber Music」が発売された。(詳しくはCDページをご覧ください。)
2011年4月、ワシントンナショナル大聖堂での「A Prayer for Japan(日本のための祈り)」にて自らの編曲による「さくらさくら」をソプラノソロと共に演奏した。